2010年11月14日日曜日

四国めぐりこぼれ話しpart.2




さて、高知駅からバスに乗って約40分。
市街を抜けるともう桂浜前だ。

ここには小学生のときにやはり母親と来たことがある。
夏休みの旅行で観光バスに乗っておとずれたのだがすっかり乗り物酔いしていたので
天気が良かったことと
闘犬がこわかったことぐらいしか記憶がない。
(そう、闘犬センターなる施設がまだあるのだ。なんといっても土佐犬の本場なので___)


桂浜の一つ手前でおり坂道をだらだら昇ると
高知県立坂本龍馬記念館が見えてくる。
http://www.ryoma-kinenkan.jp/
ここを訪れた記憶はない。20年前に建てられたというから小学生時分には存在してなかったからだ。

夕方で閉館まであと1時間という時間帯であったがかなり混んでいた。
観光バスで乗り付けたのであろうおじいさんおばあさんが多いのは予想できたが
若いカップル(. . .と書くといかにも自分がおっさんに思えてくるが20代くらいのカップルから見れば正真正銘おっさんだから仕方ない)が
結構多いのに驚いた。
しかもちょっとお兄さんの方がヤンキーっぽいw

やはり龍馬伝ブームにのって来たのか、
それともヤンキー的な人はもとから龍馬が好きなのか?

展示内容については
正直コアな龍馬フアンでなければ物足りないと思う。

龍馬が金持ちならお宝が陳列できたろう。
龍馬が画家なら作品を展示できたろう。
しかし龍馬はそうではない。
展示されているのは龍馬が書いた手紙や当時撮られたモノクロ写真を大きく引き伸ばしたパネルが主である。

また、龍馬が切られた部屋(寺田屋だったか絶命した宿屋かどちらか)の原寸ジオラマがあり
そこには龍馬の血が付いた屏風のレプリカもあったが
う〜〜〜〜ム、これはどういうスタンスで見ればいい?

ただしこの記念館についてのDVDは良い。
先述の手紙も文面、内容についてこまかく解説してくれる。
このDVD、むかしから売っているのkと思ったら今年の発売だそうな。
ナレーションんは武田鉄矢!(このあたりはまさに便乗商法??)
http://www.universalmusicworld.jp/ryoma/index.html

それでも閉館までいて、そのあとは桂浜に降りてそこら辺をぶらついてみる。
たしか龍馬像がここら辺にあったと思ったのだが
実は砂浜にあるのではなく、砂浜を見下ろす崖の上にそれはあった。

桂浜から宿に向かうタクシーに乗ったときも運転手さんが
「みなさん、そうおっしゃるんですよ。____いつ崖の上に移動したのかって。
でも建てられたときからあそこにあるんですけどね。」
と言っていた。

おそらく砂浜に建っていて太平洋を見つめている龍馬像の方がかっこいいからみんなそんなイメージを抱くのであろう。
人間の記憶力は都合の良いように出来ているのである。

宿は高知市内の城西館。
http://www.jyoseikan.co.jp/

高知市内ではいちばんグレードが高い宿だと思う。
昭和天皇、平成天皇、歴代の総理も常宿にしていて
ロビーには吉田茂の直筆も掲げられていた。
(エラい人が泊まってたからどうなの??という人もいるかと思うが、そうゆうのに素直にうれしくなってしまう自分でした。)


宿の最上階は露天風呂(ちなみに男女分かれてますw)があるのだが
入ってみたらまさかの自分一人だけの貸し切り状態。
ここぞとばかりにお約束の湯船で泳いでみたりする。

室内に戻ってみると夕食の用意がととのっていた。
この旅館では今時珍しく(?)料理を部屋まで運んでくれるのだ。

料理はかつおのタタキ(定番中の定番)からはじまって、まつたけとハモの土瓶蒸しや
しゃぶしゃぶなどいろいろ出てきたが
日にちがたつと詳しく思い出せないのがもどかしい。
でも、満足感はしっかり残っているので良しとする。

こんな感じですっかり落ち着いて1泊目終了なり。
翌日は高松に向かう予定。

つづく。

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