
昨日のNHK教育の新日曜美術館で東山魁夷の特集をやっていた。
東山魁夷とは国民的画家と呼ばれた昭和の巨匠、大日本画家だ。
生前、氏が自らの著作に書いていた一節が紹介されていた。
「さいきん自分のうちなるところから声が聞こえてくる。
お前の仕事は順調だ。しかしこのままなにも吸収せず、吐き出すだけだと
いつしかお前はすっかり吐き出し尽くしてしまい
身も心もひからびてしまうだろう. . .。」
↑細かい言い回しは違うがだいたいこんな感じのことを言っていた。
これは氏が多忙を極めていた40〜50代の頃に書かれていたものだと思う。
その気持ち、今の自分にはいたいほどよくわかる。
ちまたはゴールデンウイークと言っているが4月から休みなしで来ているのでつい身につまされてしまった話しであった。
イラストはうろ覚えの東山画伯。
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