2011年12月31日土曜日

2011年のまとめ

出会いがあるから別れがあるのか_____
別れがあるから出会いがあるのか_____





2011年も今日でおわり。
本当にいろいろな事があった1年でした。

失ったものも多くありました。
でも「失う」ということは
そこに新たな「余地」「スペース」が生まれる
ということでもあります。

失うことによって得たスペースに、
いかに大切なものを新たに入れていくか
それが試されるのが2012年だと思います。



足元の地面が崩れ落ちるときは、
否応なく次の地面にジャンプするしかありません。
思えばわたしの日々はその連続でした。



高校から大学進学したときも、
浪人したくない一心で受けた推薦入試。
それほど思い入れはなかった大学でしたが
そこでいろいろな友人と知り合え、
今もその交流は続いています。
また、自分の絵の才能のなさに嫌気がさし、
美大をあきらめていた高校生だったのに
総合大学の美術専攻に入り、デッサンや平面構成、
油絵などを学ぶことが出来ました。

あの、4年間がなかったら今の自分はなかった__。



大学からデザイン会社に就職したときも、
在学中にマンガ家デビューという目標をとげられぬまま
卒業し、失望の中で勤め始めた会社でしたが
そこで今でもお世話になっているデザイナーさん達と
知り合うことが出来ました。

あの会社に入っていなかったら
イラストレーターにはなれなかった___。



イラストレーターとして活動して9年目、
収入のかなりの部分を占めていた仕事先が倒産し
私の仕事も激減しました。
でも、そこで追いつめられたからこそ、
このHYUGADOを開設し、
ピンチをどう乗り越えたかを聞くために
より多くのイラストレーターさんと知り合おうと
行動を起こすことが出来ました。

あの取引先がなくならなかったら
今の多くの方との交流は生まれなかった_______。



今回のことも次のステップのための試練だと捉えたいし
そのようにしていかなければいけないと思っています。


昔からの知人、友人の方々には
これからも変わりないおつきあいをお願いします。
今年あたらしく出会えた方には
この交流が末永く続くようしていきたいと思います。

みなさま良いお年を____
本年もありがとうございました。

石川 日向

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